不妊治療公表のニッチェ江上敬子、採卵日に台風直撃の大ピンチ ホテル泊提案も夫は却下で案の定
2児のママであるニッチェの江上敬子が3日、テレビ朝日系「夫が寝たあとに」で、自身の不妊治療で起こったアクシデントを明かした。
江上は、8歳年上の夫から不妊治療を提案されたといい、最初から不妊治療専門の病院を受診。そこで江上が多膿疱性卵巣症候群という、小さな卵胞が卵巣に溜まってしまうという病気であることが判明。自然妊娠は難しいかもしれないと言われ、時間もかかることから最初から体外受精を選択したという。
体外受精は特に女性のスケジュール管理がシビアで、何時に薬、何時に注射と細かく決まっており、飲み忘れはもちろん、時間がずれることも御法度。そんなシビアな日々を過ごして、いよいよ採卵日となったが、その当日に台風直撃の天気予報が出てしまったという。
採卵日は絶対にずらすことはできず、注射を打って数時間後には絶対に病院にいなくてはならない。だが台風直撃で交通機関の乱れも予想されたことから、江上はクリニック近くのホテルを取ろうと提案。だが夫は「絶対大丈夫」「地下鉄は動く」と言い張った。江上は「本当に?タクシーだって台風だから拾えないよ?」と何度も確認したが、夫は「大丈夫」の一点張り。仕方なくホテル宿泊は諦めたが、問題の採卵日当日、「すべての地下鉄が止まっていた」という、最悪の事態が待っていた。
これで江上の精神状態は最悪に。「ぎゃーって。この日まで頑張ってきて、だから言ってたでしょ?どうしよう、どうしようって。着の身着のままで外飛び出してタクシー拾おうとしてもタクシーは来ない」。すると大江戸線だけ動き出したが、大江戸線のクリニックの最寄り駅は徒歩1時間。「でも徒歩で1時間かけていきました」と振り返った。
江上は「自分の中の怒りが凄すぎて、このストレスが卵をどうにかしてしまうんじゃないかと。イライラが…」と言うも「ここで夫にぶちまけると更にヤバイことになると思った。俺、行かないとか言い出すんじゃないかと」と、怒りを抑え込むしかなかったという。
これに横澤夏子も「お互いが穏やかでいることが大事だけど、難しいですよね」と同情していた。