倉科カナ 共演の渡辺謙から「仲良くならないほうがいい」に感謝 地元・熊本でドラマ撮影
女優の倉科カナ(36)が4日、主演するNHK BSのドラマ「TRUE COLORS」(来年1月スタート、日曜、後10・00)のオンライン取材会に出席した。
倉科が演じるのは若手写真家・立花海咲役。目の疾患が原因で挫折して18年ぶりに故郷の熊本・天草へ戻り、疎遠だった家族、嫌悪感を抱くほど折り合いの悪い継父、かつての親友らとの出会いで、折れかけた心を“再生”させる物語。
役柄と同じ熊本出身の倉科は「すごく共通点が多くて、海咲と私が重なっていく感じが面白かった」と撮影を振り返り、「決められた芝居をするというより、すごく自由に。本当に、海咲として生きた瞬間を切り取ってくれたと思います」と話した。
俳優・渡辺謙が演じる継父とは「嫌悪感がある」役柄なだけに、台本の読み合わせの際、渡辺から「あまり仲良くならないほうがいいね」と提案されたという。倉科は「普段はフランクに話すんですけど、すごく気にしてくださった。一緒に作品を作っていく、という感じがしました」と感謝を口にした。