長塚京三 12年ぶり主演映画「自分の姿、声に、実は初めて感動した」

 俳優の長塚京三が11日、都内で行われた、主演映画「敵」(来年1月17日公開)の先行プレミア上映会の舞台あいさつに瀧内公美、河合優実らと出席した。

 長塚にとって12年ぶりの主演映画で、今年の東京国際映画祭では最高賞「東京グランプリ」、最優秀男優賞、最優秀監督賞で3冠を果たした期待作。「出演した自分が言うのはおかしいけど、(俳優活動)50年やってきて(作中の)自分の姿を見て、自分の声を聞いて、実は初めて感動しました」と明かした。

 物語は筒井康隆氏の同名小説が原作。妻に先立たれ1人慎ましく暮らしていた77歳の元大学教授(長塚)の生活がパソコンに届いたとあるメッセージをきっかけに変化する様を描く。長塚は「粋なもんで、自分の姿を見て感動するなんて大人げないけど、多分主人公と世代が同じだからかも知れませんね。胸に来るものがありました」としみじみ語っていた。

 また観客に向けて「どっかでお会いしましたら、僕に今日の(映画の)感想をちょっと言ってみてください」とおちゃめに呼びかけていた。

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