２２日にテレビ朝日系で放送される漫才日本一決定戦「Ｍ－１グランプリ」の審査員が１５日、発表された。

　礼二（中川家）、石田明（ＮＯＮ　ＳＴＹＬＥ）、塙宣之（ナイツ）、海原ともこ（海原やすよ　ともこ）、博多大吉（博多華丸・大吉）、柴田英嗣（アンタッチャブル）、哲夫（笑い飯）、山内健司（かまいたち）、若林正恭（オードリー）の９人。柴田、山内、若林の３人が初めての審査員を務める。

　昨年のチャンピオンで、史上初の連覇に挑戦する令和ロマンは１４日、ＹｏｕＴｕｂｅチャンネルで審査員のメンバーを予想。真面目に予想した３人をほぼ的中させた。

　ボケの高比良くるまが「審査員に欠員が出たみたいだから、予想しよ」と松本人志の不在を示唆しつつ、ツッコミの松井ケムリに審査員予想を提案。くるまは「誰に審査されたいか、と考えたときに熱い人がいい。一生懸命審査してくれたらうれしいじゃん」と希望してあげたのが俳優の市原隼人。「分析力がある人」として国語学者の金田一秀穂氏の名前を書いた。

　一連、おふざけを繰り広げたあと、ケムリが「芸人さんでも漫才師でちゃんとネタを考えてる人がいいんじゃない？」と軌道修正。くるまが「それって、たとえば…」と名前を挙げたのが、ＮＯＮ　ＳＴＹＬＥ・石田明、マヂカルラブリー・野田クリスタル、笑い飯・哲夫の３人だった。

　ケムリは「これ！」と断定したが、一夜明けて、発表された９人の中に、石田と哲夫が入り、野田も敗者復活戦の審査員を務めることが明らかになった。

　Ｍ－１の傾向を熟知した２人。２年連続優勝なるか、注目される。