おかゆ 流し活動10周年に古賀政男音楽博物館で熱唱「開催でき喜びもひとしお」
シンガー・ソングライターのおかゆ(33)が15日、東京・渋谷区内の古賀政男音楽博物館けやきホールでライブ「渋谷のオカユ2024」を行った。
黒のジャケットにピンク色のドレスで登場。故郷の札幌から17歳で上京後、渋谷に憧れ、同区内などで音楽活動を行ってきたおかゆは、ライブで昨年5月にリリースした「渋谷のマリア」、今年5月発売の「渋谷ぼっちの歌謡曲」、美川憲一の「柳ヶ瀬ブルース」、葛城ユキの「ボヘミアン」など全19曲を歌った。数々の功績を残した作曲家・古賀政男氏のゆかりの地で歌うことができ「半年ぐらい前にどうしても、けやきホールでやりたいと直談判させていただいた。夢が叶った。開催でき、喜びもひとしおです」としみじみと喜んだ。
2014年から行ってきた“流しの活動”は今年で10周年を迎え「達成できてよかったです。山あり谷ありだったんですけど、渋谷という谷に落ち着きました。スナックを一軒、一軒回るということをしていなければ、今の私はない。流しで回ってきたお店の皆さん、出会ってきた皆さんのおかげです」と感謝の思いを明かした。
来年の抱負については「リアルな食べるおかゆのような、皆さんの心を癒やすようなコンサートやライブをたくさん開催していきたい」と語った。