俳優・渡辺謙（６５）が１５日、ＭＢＳ・ＴＢＳ系「日曜日の初耳学」で林修氏のインタビューに答えた模様が放送され、世界的大スターとの交流を明かした。

　ハリウッド映画「インセプション」（２０１０年公開）の撮影をカナダのカルガリーの山奥で行った時のこと。レオナルド・ディカプリオと寒さに凍えながら撮影し、「ダメだ、お腹すいて凍えるかもしれない」と極限状態に。そこで、いつも「緊急避難的に」現場に持っていくというおにぎりが２個、リュックに入っていたことを思い出し、「レオ」と分けて食べることに。「食うか？って言ったら、食べる、って。２人で凍えながらおにぎりをかじってました」と笑った。

　また、バン（車）が水の中に落ちて脱出するシーンは「１０回ぐらい」撮影したそうで、「（だんだん）頭に酸素がまわらなくなって…」。その時は甘納豆とかりんとうを持っていたそうで、レオに「食べる？」と聞くと「これは何だ？」と聞かれたため、「鳥のフンを加工したやつなんだけど」と冗談で伝えると「いらない、いらない」と言われたという。

　次にかりんとうについても「これは何だ？」と聞かれ、「犬のフンを加工したやつ」とまたもジョークで返答。レオらは食べなかったが、「僕がポリポリポリポリ食べてるから、みんな、うまそうだな、って食べたら『すっごい美味しい！』って言ってましたね」と楽しそうに笑っていた。