「こころ旅」火野正平さん訃報後、最初の収録は渡辺謙 冒頭に追悼コメント「一緒に走ります」ネットも泣く
俳優の渡辺謙が16日、NHKBS「にっぽん縦断こころ旅」に登場。火野正平さんが亡くなったことを伝え、火野さんとの会話を伝えた。
この日は福岡県をまわる旅。火野さんの代打として、告知されていた渡辺が登場し、まずは火野さんの訃報を伝えた。まだ火野さんが存命だった時、代打に決まった渡辺に、火野さんから電話で連絡があったといい「楽しんで」との助言があったことも明かした。
渡辺は、スタッフから火野さんのお守りを渡され、それをポケットにしのばせて出発。「正平さんと一緒に走ります」と軽快にペダルをこぎながら「今頃オープニングかな」といって、オープニングソングを口ずさむほど。この番組を愛していたことがうかがえる一幕だった。
火野さんが亡くなった最初が渡辺となったことに、ネットも感慨深げ。「火野正平さんが亡くなってからの収録。渡辺謙さんがオープニングを歌う。思わずテレビに手を合わせてしまう」「火野正平さんが亡くなったのが分かってからの撮影 その難しい初週が渡辺謙さんで良かった」「渡辺謙さん、よろしくお願いしまーす 大好きな火野正平さん、のお言葉に涙…」など、反響を呼んでいた。
番組のインスタグラムでは、渡辺が旅を終えた感想を語っているが、道中は雨だったといい、雨男の火野さんそのまま。渡辺は「いたずらも程が過ぎる。だって今、青空なんだもん。ちょっとやりすぎ」と、笑って火野さんがいる天を仰いでいた。