玉川徹氏 トランプ氏と食事会の安倍昭恵さんを非難「選んでも託してもない」「マイナスの結果出たらどうする」 モリカケ問題の責任にも言及
元テレビ朝日社員の玉川徹氏が16日、コメンテーターを務める同局系「羽鳥慎一モーニングショー」に生出演。アメリカのトランプ次期大統領らと食事会を行った、安倍晋三元首相の妻・昭恵さんの行動を非難した。
番組では冒頭から、昭恵さんの渡米と食事会について特集。出演したタレント・石原良純は「これも一つのチャンネル。個人の関係っていうのも大事だから、これも一つの外交なんだなと」とし、財務官僚で信州大特任教授の山口真由氏は「(トランプ夫人の)メラニアさんも参加されるということで、メラニアさんとの関係もあるのかなと。とはいえ、非常に忙しい次期大統領が時間を割いて電話をし続けていたというのは、人間的なつながりがあったというのは大きいのでは」と分析した。
一方、玉川氏は「トランプさんって、想定外だったり、想定内でもとんでもない行動を取ったりする大統領で、先が読めない状況なわけですよね。今、非常に微妙な時期だと思うんですよ」と発言。その上で「そういう時期に、誘われたからと言って昭恵さんが行くというのはどうなのかなと」と、昭恵さんの行動を非難した。
その根拠として、玉川氏は「例えば、われわれが選んだ総理大臣、そういう風な代表がトランプさんに会って、それでもし何か不測の事態が起きたとしても、それは選んだわれわれにも責任がある。昭恵さんに関しては、われわれ選んでもいないし、何も国民として託してるわけでもないわけですよね」と主張。「もしかすると、それでいい結果が得られるかもしれないけど、何らかの事態でマイナスの結果が出た時にはどうするんだろう。っていう風に僕は思っちゃったりするんですよ」と持論を展開した。
さらに「もともとは『モリカケ問題』の時なんかも、いろいろ国政で問題を指摘されているような人ですからね」と、昭恵夫人の「モリカケ問題」での責任にも言及。「だから、その不測の事態が何か起きちゃうんじゃないか?っていう風なことの方がむしろ心配で」と不安を口にし、「だから僕は、この時期はもしお誘いを受けても、行かないっていう判断だってあったんじゃないのかなっていう気がしますけどね」と、昭恵夫人の判断に苦言を呈した。