女優の小芝風花（２７）が１６日、都内で行われた映画「ロード・オブ・ザ・リング／ローハンの戦い」（１２月２７日公開）のジャパンプレミアに、柔道男子６６キロ級五輪２連覇の阿部一二三（２７）らと登壇した。

　王女ヘラ役を務めた小芝は、所属事務所「オスカープロモーション」の年内での退社報道後、初のイベント出演。作品が同シリーズの始まりの物語であることから「原点のエピソード」を披露した。中学時代の「ガールズオーディション２０１１」グランプリを受賞した写真が映し出されると「当時、フィギュアスケートしかやってこなかったので、特技を披露するものがなくて、スニーカーに地ベタで（フィギュアを）やってみたんです。ガムシャラだったなと思います」と懐かしそうに振り返った。

　作品では初めてのアニメーション吹替キャストに挑戦。「プレッシャーでアフレコまでの間は、心臓がザワザワして、大丈夫かなと不安でした」と難しさを明かした小芝。イベント終盤には阿部から花束を贈呈され、同い年と知らされると「９７年生まれですか？えっー」と驚きの様子も「うれしいです。試合は見てました」とパリ五輪の活躍を称えた。