大河「光る君へ」平均視聴率 歴代ワースト2位10・7% 配信サービスでは歴代大河でトップの数字
女優・吉高由里子(36)主演のNHK大河ドラマ「光る君へ」が15日に最終回を迎え、全48回の平均世帯視聴率が10・7%だったことが16日、分かった。2019年放送の「いだてん」の8・2%に次ぐ、歴代ワースト2位の数字で、前作の「どうする家康」を0・5ポイント下回った。最終回の平均世帯視聴率は11・0%、番組最高は初回の12・7%だった。
一方でNHKによると、同時配信サービス「NHKプラス」における初回から第45回までの平均視聴UB(ユニークブラウザ、視聴した端末)数は37・8万UBで、6日現在、歴代大河ドラマでトップの数字だという。
制作統括の内田ゆきチーフプロデューサーは「主人公は女性作家、平安中期の貴族社会が舞台という、ある種型破りな大河ドラマでした」とコメントした。(数字はビデオリサーチ社調べ、関東地区)