「海に眠るダイヤモンド」片桐はいりの役名にネットも「最高」 落札フィルムとの関係は?
15日に放送されたTBS系日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」では、炭鉱の一部を水没放棄した端島で、人々が次々と端島を離れる様子が描かれた。その中の1人が、映画館の大森さん(片桐はいり)。この役名にネットも「グッときた」などの声が上がった。
この日の「海に眠るダイヤモンド」では、炭鉱の一部を水没放棄した端島では、炭鉱員の多くが他の炭鉱に配置換えになるなどして、端島を離れることに。人がいなくなれば、島の娯楽も下火となり、映画館もテレビの普及もあって客足が途絶え、成人映画中心のラインアップとなり、映画館に務める大森も端島を離れることを決める。
最後の日に、百合子(土屋太鳳)ら、島の人間が花束などを持って惜別にやってくる。百合子は「大森さん。寂しくなるわ」というと、職員クラブの管理人・町子(映美くらら)も「本土の映画館に行くとって?」と聞く。
大森は「映画は死なん!端島も死なん!」と力強くいい、映画への情熱を隠さなかった。
大森を演じた片桐は、地元・大森の映画館できっぷもぎりをしていることで有名。ネットでは、その実績をリスペクトしての「大森」役なのではないか?との考察も。「片桐はいりさんの大森さんってキネカ大森からきてるのかな?」「役名は片桐はいりさんのお仕事場『キネカ大森』から来てる、間違いない」「今更だけど伝説のもぎりの片桐はいりさんを映画館職員の役にあてるなんて、最高」などの声が上が。
また、いづみ(宮本信子)の孫たちがネットオークションで落札したのが「端島のフィルム」であったことから、ドラマ内でニセの映画撮影が行われた際のフィルムではないか?との指摘も。大森も、このニセプロデューサーと知り合いだったことから、何かしらこのフィルムに関わっている可能性も出て来た。