西山朋佳女流三冠 女性初のプロ棋士へ王手 編入試験2勝2敗で最終戦へ 「泣いても笑っても最後」

 女性初の棋士を目指す将棋の西山朋佳女流三冠(白玲、女王、女流王将の三冠)が17日、大阪・高槻市の関西将棋会館で、プロ棋士編入試験五番勝負の第4局に臨み、宮嶋健太四段に勝利。通算成績を2勝2敗とし、来年1月に予定される柵木幹太四段との最終戦に望みをつないだ。

 敗れれば悲願がついえる一戦に「とにかく悔いのない形で指せれば、と思っていました」と、覚悟を持って臨んだ西山。対局を「形勢は難解かなと思っていた。対応を誤ってしまい、その後は少し悲観していました」と、冷静に振り返った。

 夢の実現にあと一歩まで迫った。最終戦への意気込みを聞かれると、西山は少しだけ表情を崩し、「大一番、泣いても笑っても最後という形で、本局も要所でいい手が指せなかったところがある。しっかり反省して、最後、悔いのないように挑みたい」と、言葉に力を込めた。

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