田崎史郎氏 野党7結集に入らず、突然キャスティングボード奪ったまさか政党 国民維新でない 野党7では過半数以下→無力 今後の内閣不信任案を左右する勢力に
政治評論家の田崎史郎氏が17日、テレビ朝日「モーニングショー」に出演した。番組では政策活動費を全面廃止する野党7党提出の政治資金規正法再改正案を取り上げた。
当初、自民側が、政党支出の相手を非公開にできる「公開方法工夫支出」新設を独自の規正法改正案に記していたが、批判を受け見送った。
ただし、今回「立憲」「維新」「国民」「共産」「参政」「保守」「社民」の7党が集結したが田崎氏は「野党のほうで気を付けないといけないのは、野党7党まとまって法案提出したとありますが、全部足しても過半数に達しないんです。5議席足りないんです」と指摘した。
れいわ新選組(9議席)が参加しておらず、田崎氏は「キャスティングボードをれいわ新選組が握っていて、れいわ新選組が賛成すれば野党案が成立するが、野党は7党集まっても、成立させる数に足りない」ことが浮き彫りになったと指摘した。
「これおさえとかなきゃいけないのは、いずれ野党が内閣不信任案を提出する時期がきます。その時にキャスティングボードを握るのがれいわ新選組になってしまう。7党が結束しても、内閣不信任案の可決に至らないということです」と述べた。