元ラストアイドル・篠原望「まさかグループ自体なくなるとは」一時は芸能界引退よぎるもタレント活動継続を決意

 笑顔でポーズをとる篠原望(撮影・佐々木彰尚)
 今後への思いを語った篠原望
 今後の活躍が注目される篠原望(撮影・佐々木彰尚)
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 元ラストアイドルのメンバーでタレントの篠原望(28)がこのほど取材に応じ、これまでの活動を振り返るとともに、今後への思いを語った。

 2年連続で発売中の「篠原望カレンダー」2025年版が好評だ。抜群の透明感と周囲を癒やす明るい笑顔が特徴的。地元・千葉の思い出の地を巡り「1泊2日のデート」気分が味わえるできあがりになった。「無邪気な表情が多い。夏休みを(ファンの)皆さんと一緒に過ごしている気分になってもらえたら」とアピールした。

 篠原は秋元康氏の企画したオーディション番組で誕生した「ラストアイドル」として活動していたが、22年にグループ自体が活動を終了。一度は芸能界引退も考えたが「応援してくれる人が1人でもいるなら、自分の活動によって頑張れる人がいるなら続けていきたい」とタレントを継続していくことを決断した。

 グループ活動が終了した当時を「まさかグループ自体がなくなるとは思っていなかった」と驚きだったことを振り返り、「本当に1人になった時に何かできることってあるのかなと不安でした」と明かす。

 もともと憧れていた乃木坂46やAKB48などのオーディションを受け、不合格を経験。「これが最後」という思いで22歳だった大学4年時に一般企業への就職活動と並行する形で「ラストアイドル」に応募してメンバーとなった。「アイドルになること以外を考えられなかった」と安定した道を捨てて芸能界に飛び込んだことは後悔していない。「ファンの方が今でもそう思わせてくれている」と感謝した。

 現在は地元の千葉テレビでは「ちば朝ライブ モーニングこんぱす」のお天気キャスターとして月曜、火曜日に出演。役者としても舞台出演などで経験を積んでいる。今後の目標に「(プロ野球)千葉ロッテマリーンズの始球式をやりたい」と野望を掲げた。

 ◇篠原望(しのはら・のぞみ)1996年9月20日生まれ。千葉県出身。「ラストアイドル」のメンバーとして22年5月31日まで活動。23年4月から、千葉テレビ「ちば朝ライブ モーニングこんぱす」のお天気キャスターとして月曜、火曜日に出演中。血液型B。身長162センチ。

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