小栗旬主演で「ダイヤモンド・プリンセス」コロナ集団感染を映画化 松坂桃李、池松壮亮、窪塚洋介と令和最強キャスト
俳優の小栗旬(41)が、来年6月公開の映画「フロントライン」で主演を務めることが18日、分かった。2020年2月に横浜に入港し、日本で初となる新型コロナウイルス集団感染が発生した豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」が舞台。世界的流行を引き起こした新型コロナを、事実に基づく物語としてオリジナル脚本で映画化した国内初の作品となる。
今作は10人の感染者が確認された“最前線”に、家族を残して「命」を救うことを最優先に戦った医師や看護師らを描く人間ドラマ。小栗は未知のウイルスに立ち向かう災害派遣医療チームの指揮官・結城英晴を演じる。
小栗は出演を決めた理由について「コロナと戦った人たちがいるという物語に引き込まれた」などと明かす。続けて「日常を取り戻したこの状況の中で、忘れてはいけないかなり大きな出来事だなと思うし、それを映画として届けられる事はとても挑戦的だった」と意義をかみしめた。
また、松坂桃李、池松壮亮、窪塚洋介といった他の豪華メインキャストも解禁。小栗は「元々リスペクトのある俳優さんばかりなので、僕からしたらこんな幸せな場所はない」と現場を振り返り、26年ぶり共演となる窪塚については「僕にとってヒーロー」と敬意を表した。「全員が主役」と小栗が語る令和最強キャストが作中で、世界を揺るがした人類未曽有の敵に挑む。