将棋・渡辺明九段 左膝手術で1カ月休場 フットサルで十字靱帯断裂 13日対局は痛みのため投了

渡辺明九段
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 将棋の渡辺明九段が、負傷した膝の手術のため、1カ月間休場することが19日、日本将棋連盟から発表された。

 連盟はこの日「このたび、渡辺明九段が膝の手術のため、2024年12月19日~2025年1月20日まで休場することになりました」と発表。休場期間中に予定されていたA級順位戦7回戦・永瀬拓矢九段は延期となり、「ABEMAトーナメント2025」は欠場、監督を務める「ABEMA地域対抗戦」は監督交代となった。

 渡辺九段は歴代4位のタイトル通算31期を誇り、永世竜王、永世棋王の資格を持つ強豪棋士。5月に左膝を痛めており、13日のA級順位戦6回戦・千田翔太八段戦で対局中に左膝の痛みを理由に投了した。

 同日に自身のX(旧ツイッター)で「今日の対局、最後まで指せずに申し訳ありませんでした。膝の手術は近い日程で決まっていて、今日は当面の最後だったので、やりきりたかったのですが、強い痛みがきて、順位戦の終わる時間を考えると無理だと判断しました」していた。14日には妻で漫画家の伊奈めぐみ氏が、左膝の十字靱帯断裂と半月板損傷の重傷であることを明かし「フットサルでトドメを刺された感じ」としていた。

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