知英 KARA時代から「日本に甘えちゃう」 日本で本格再始動「夢を見ています」
アーティストの知英(30)が22日、大阪市内で自身初のディナーショーを行った。
用意された300席は即完売。11月に日本での再始動を発表してから、初めてファンの前に姿を見せた知英。ソロ曲「好きな人がいること」などを熱唱し、「これから日本での活動が増えていくと思います」と、宣言すると、ファンからは大きな歓声と拍手を浴びた。
以前、中森明菜のディナーショーを見た際、「目が合ったような気がしたんです」と、距離感の近さに感動。この日も全てのテーブルを回ってファンとふれあい、「皆さんと近くで会えて本当に良かったです」と、充実感をにじませた。
2008年のデビューから、KARAのメンバーとして活動。14年にグループを脱退してからはソロアーティストとして、日本で数々のドラマや映画に出演した。新型コロナの影響などで日本での活動が減少していたが、その収束と共に活動再開を「自然に」考えるようになり、以前所属していた日本の事務所と業務提携もスムーズに進み、「今までやってきたことを生かしたい」と、決断に至ったという。
KARA時代から日本での活動歴は長く、「日本に来ると甘えちゃうんです」と、安心したような笑顔を見せる知英。「『なんでもいいから日本にいて』とか『おかえり』とか。いろんな応援の言葉をくれる。いつもそこにいてくれる、と思うと力になるんです」と、日本のファンへの感謝は尽きない。
今後の活動について「日本の皆さんが自分の味方になっててくれていると思うと、何でもできちゃうような気がします。歌もテレビも出たいし、夢を見ています」と、前向きに語った。