乳がんを公表しているタレントの梅宮アンナが２３日、フジテレビ系「ノンストップ！」で、ウィッグを外しての初インタビューに応じた。

　梅宮は抗がん剤治療を行っており、強いこだわりを持っていた髪の毛も抜けてしまった。ＳＮＳなどはウィッグをつけた写真をアップしていたが、この日はウィッグを外す瞬間からカメラが撮影。グレーがかったベリーショートヘアがよく似合う。

　今回、ウィッグを外してのインタビューに応じたのは「この後の方々に、私の経験を残すことで少しでも気持ちが落ち込まないでほしいという思いがあって。抗がん剤治療の一つの期間としては、こういう映像を残してもいいのかもという気になって」と説明した。

　実は「少し髪の毛、パラパラきてるんですね」と再び、脱毛が始まっているといい「抗がん剤３週目ぐらいで抜け始めるって言われて。もう一回なくなります」と、再び髪の毛が抜けてしまうという。

　術後については「不安しかなかった。毎日怖くて、痛みとの戦いだったりして」と率直に述べ「術後から１週間は病院にいて、それが大変だと思っていたが、退院してから現実にぶつかる」とコメント。脇のリンパ節も手術が必要だったといい、その影響で「手が上がらない」という。

　激痛に耐えながら腕を上げるリハビリも行っており「切った、治った、わーいという感じではない」と実感を込めて語っていた。