難病ALSで声失った声優 脊髄梗塞発症の佐藤弘道の見舞いに「元気」もらう 自力で歩けず、2年前に気管切開
NHK教育テレビのパペット人形のキャラクター「ニャンちゅう」役を約30年にわたり務め、2019年に難病のALS(筋萎縮性側索硬化症)を発症し、闘病中の声優・津久井教生が22日、ブログを更新。『ひろみちお兄さん』こと佐藤弘道が面会に来てくれたことを明かした。
津久井は22年12月に気管切開の手術を行うと同時に人工呼吸器を装着。声を失った。進行性の病気で、自力で歩くことはできず、現在はベッドで生活。ALSへの理解を深めるため、ブログやXなどで前向きに生きる姿を発信している。
22日のブログで「おかあさんといっしょの十代目の体操のお兄さん 佐藤弘道さんが会いに来てくれました! 『脊髄梗塞』という病気と闘病中ですが、立って歩いている姿を見せてくれました♪ 元気をいただきましたし、心が温かくなりました♡ 脊髄梗塞も知って欲しい病気です! 弘道お兄さんを応援しています♪」と報告した。佐藤は今年6月に下半身麻痺で歩けなくなり、「脊髄梗塞」と診断され、入院(※8月に退院)した。
佐藤もブログで「おかあさんといっしょの現役の頃から仲良しで、ニャンちゅうの番組スタッフでもある仲間と一緒に顔を見に行きました」と明かし、「元気づけに行こう!と到着するまで思っていましたが、会ったら教生さんの話が終わらず、めちゃくちゃ元気でした」「僕も教生さんも難しい病気ですが、2人でもっともっと頑張ろうと逆に元気パワーをいただきました!」とつづった。二人は約30年の付き合いという。