「海に眠るダイヤモンド」11冊目が謎 いづみ未読部分はドラマでも描かれなかった説 日記にあるはず鉄平後年が不明→玲央そっくりの理由も実はそこに?

 神木隆之介主演のTBS日曜劇場「海に眠るダイヤモンド」最終回が22日に放送された。1960年代の長崎・端島と現代がつながり、悲運に見舞われた主人公鉄平(神木)の壮絶な人生が明らかとなった。

 見事に細部にわたるまで伏線が回収されたが、最大の謎だった現代のホスト玲央(神木2役)が鉄平にそっくりな理由は、「いづみ(=朝子、宮本信子)にはそう見えた」との解釈が示されたが、どこか曖昧でもあった。

 澤田(=誠、サワダージ 酒向芳)が隠していた、衝撃事実が記されていた鉄平日記の「No.11」。

 最終回で描かれた内容から、鉄平が結婚を約束した朝子のために「ギヤマン」を作った時期までが「No.10」で、「No.11」は1965年の逃亡事件後の事が記されていることになる。

 逃亡生活中の鉄平は、端島閉山時期に密かに会った賢将(清水尋也)に日記1~10を渡したが、朝子に関する記述を破いた数ページと、まだ執筆中だった「No.11」は鞄に入れたままだった。

 最終盤、鉄平が暮らした端島対岸の家の場面で、鉄平没後に遺品として「No.11」も賢将に渡ったことが描かれた。

 一方でサワダージから「No.11」を受け取ったいづみは「読めるかしら…」と不安そうな顔になり、玲央が「まあ急がなくてもいいんじゃない?昔のことなんだし」と言うと、「そうね、ゆっくり、怖いけど…」と語っていた。

 長崎を再訪した場面で、「No.10」から破かれた「ギヤマン作り」のページは「薄目」で読んだと語ったが、抱えている「No.11」は、どこまで読んだのかは描かれなかった。

 ドラマでは「No.11」に書かれているはずの1965年から没年の2010年頃の鉄平については詳細が描かれていないことから、まだいづみが読んでない「No.11」の未読部分は、ドラマでも描かれていないとの見方も浮上している。残された謎の理由も日記には書かれているが、観る者の想像に任せたとの解釈もある。

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