フリーアナウンサーの古舘伊知郎が２５日、ＴＢＳ系「ゴゴスマ～ＧＯＧＯ！Ｓｍｉｌｅ！～」で、岸和田市長が妻同席で会見したことに「二人で見つめ合わされても、困ったもんですよ、こっちは」と呆れ果てた。

　この日は、岸和田市の永野耕平市長が、妻同伴で会見を行ったことを取り上げた。永野市長は性的関係をめぐって大阪府内の女性から提訴され、１１月に和解金５００万円を支払い和解し、岸和田市議会から「説明責任を果たすことはなかった」などとして不信任決議を受け、２４日に議会を解散した。

　妻は会見途中から同席。「夫婦でずっとこの問題に対応してきた」と同席の理由を説明し、妻は「事実でないことがたくさん出回っている」などと語っていた。

　この会見に古舘は「会見はやっぱり説明すべきブームで、しっかり会見を開いてすべてを公開すべきというトレンドがありますので、大勘違いしたと思う」と指摘。「奥さんを同席させて、有権者に媚びてると思わずに、こうやって身の潔白、我々ものすごい風圧にさらされてると夫婦で出れば、ある種のロンダリングができると思われたんじゃないかと思う」と永野市長側の思惑を想像。

　「でもこれは、結果、有権者からも不信任だと思う」とバッサリ。「なんで奥さんが出てこないといけないんだと。どうであれ、不同意性交があったという女性の主張は、お二人とも否定したいのかもしれないが、奥さんは傷ついてらっしゃるわけだから。不倫があったことで。奥さんは公人じゃない。二人で（目を）見つめ合わされても困ったもんですよ、こっちは」と言い放った。

　石井亮次アナは「個人的な問題で、妻は許しているからいいでしょうというツーショットだったわけではあるんでしょうが…」と言うも、古舘は「文言としては許してもらってはいないと。全てはつまびらかにしたということですよね。メチャクチャですよ、悪いけど」と呆れ果てていた。