ナイツ塙宣之 M-1「トップバッターが不利じゃなくなった」理由語る 7回審査員「ここ何年かの大会で感じる」

 22日に行われた漫才No.1決定戦「M-1グランプリ」で審査員を務めたナイツ塙宣之が、ネタ順の「トップバッターが不利じゃなくなった」という理由を語った。

 令和ロマンが昨年に続き、一番でネタを披露し優勝。史上初の連覇を達成した。これまで、ネタ順は、観客が徐々に盛り上がるため、後半の方が有利とされていたが、定説を覆す2年連続の“逃げ切りV”に驚きの声が挙がった。

 M-1決勝に3回、審査員として7回出演する塙は、「トップバッターだけど不利じゃなくなっている気がする」と会場にいる実感を語った。

 「(審査員の中川家)礼二さんは『オープニングがちょっと長い』と言ってましたが、長い分、トップバッターが一番お客さんが温まっている感じが、ここ何年かの大会は肌で感じる」とコメント。番組開始前から席についている観客が、番組が始まり、オープニングの盛り上げをへて、ようやく漫才が見られる、その高揚感はトップバッターが一番高いと話した。

 それに加えて、「今年は笑神籤で令和ロマンを引いたというのが、ひとつまたかかってたというので、令和ロマンが一番に出てきたというより、令和ロマンの漫才をバンッと見る形になっていた」「ボルテージがすごい上がっていた」と証言した。

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