ME:Iで紅白開幕 モノトーン衣装のフレッシュ感が半端ない デビューから8カ月 怒濤の勢いで紅白トップバッター
「第75回NHK紅白歌合戦」(31日、NHKホール)
第75回NHK紅白歌合戦が31日、東京・渋谷区のNHKホールで開催された。初出場のガールズグループ・ME:I(ミーアイ)が堂々のトップバッターを飾り、大みそかの祭典が華々しく幕を開けた。
ME:Iがフレッシュに年末の大舞台を駆け抜けた。サバイバルオーディション番組から誕生し、4月のデビューから8カ月で初出場の快挙。「日本レコード大賞」新人賞を受賞した勢いをそのままに紅白の開幕に花を添えた。
司会を務めた女優・伊藤沙莉(30)らが、ME:Iの歌唱曲「Click」に合わせて「クリック」ポーズをしながら呼び込むと、白と黒のモノトーン衣装に身を包んだメンバーが登場した。リーダーのMOMONA(21)は「本当に夢のまた夢だった舞台にこうして立たせていただけて本当に緊張していますが、紅白歌合戦のトップバッターにふさわしいパフォーマンスをお届けします」と力強く宣言。本番前のリハーサルでは「グループの結成から1年、デビューから8カ月。いつかはと掲げていた紅白出場をかなえさせていただいた。こうしてステージに立たせていただけるのは、支えてくれたファンの皆さんのおかげです」と真っ先に感謝を伝えていた。ついに迎えた紅白の初ステージでは思いを体現するように躍動した。
KOKONA(19)は、本番前のインタビューで今年の漢字一字を聞かれ「勢」を選択。「この1年、怒濤(どとう)の日々を過ごさせていただいた。私も1年前は高校生でしたが、人生が180度変わりました。勢いよく波に乗れ、デビュー年からいろいろな仕事をさせていただいた」と総括した2024年の勢いをそのままに、メンバー全員で気迫みなぎるステージを見せつけた。