演歌歌手の丘みどりが２日、都内で行われた、初主演舞台「おちか奮闘記」（２６日まで、東京・三越劇場）の初日鏡開きに俳優の河合雪之丞らと出席した。

　今年がデビュー２０周年の節目となる丘は主演として、初挑戦の舞台が「ずっと夢だった」とし「すごく緊張はしてるけど大先輩の皆さんに支えていただきながらたくさんのことを１カ月お稽古の毎日で頑張ってきました」と自信。続けて「演歌歌手ではなく今日からは舞台女優のデビューとして頑張りたい」と意気込んだ。

　丘演じる主人公の母役を演じる河合は、劇中で丘が歌うシーンに触れ「お稽古場でみどりさんが歌われるのを聴いて満足して、毎日帰っておりました。それぐらい素晴らしい」と笑顔で回想。また、丘が初舞台であることに驚きを隠せない様子で「初舞台とは思えない程、貫禄あるお芝居で本当にすてきだなと思って常に稽古場で見ておりました。ぜひ皆さんにもその私の感動を味わっていただきたい」と期待を込めて呼びかけていた。