M-1ファイナリスト「暴力が一番面白い」若手時代の狂気の笑いを告白 ヤーレンズと出会い改心
お笑いコンビのトム・ブラウンが1日深夜に放送されたTBSラジオ「JUNK 山里亮太の不毛な議論」に出演。体調不良で番組を欠席した南海キャンディーズ・山里亮太の代役としてパーソナリティを務めた。番組には同じ事務所に所属するヤーレンズも登場。かつて目指していた「お笑い」を明かした。
売れない若手時代を共にした盟友の2組。昔話に花を咲かせる中で、ヤーレンズの出井隼之介が「圧倒的な体育会系なのよ」と、トム・ブラウンの2人を表し、「若手では一応トム・ブラウンがトップ。ほんとね、ぴりついてます、ずっと。よその事務所からは『軍隊みたい』って言われる」と、現在の事務所内の状況を説明。楢原真樹は「昔はこの人達こそむちゃくちゃだった。打ち上げの時に、みちおの頭に熱々のナポリタンをのっけて『食え食え食え!』って。それを見て人力舎の芸人が引いていたんだから」と、かつての“悪行”を暴露した。
それを聞いたトム・ブラウンの布川ひろきは悪びれることなく、「とにかく暴力が一番面白いって時代があったのよ。人の服を破きまくったり、マウントポジション取って、腹殴りまくるとか」と告白。相方のみちおも「メシ時の人は耳ふさいで欲しいけど、オレなんて吐瀉物に頭突きしていたからね」と、語った。
そして2014年にヤーレンズが事務所に入り状況に変化が。「オレらは本当にヤバイ笑いばっかりやっていたけど、ヤーレンズのおかげでちょっとまともになれた。ヤーレンズがくるまでマッドマックスみたいな事務所だったからね」と、みちお。布川も「ヤーレンズがきて、なんか立ち話みたいなことしてるぞ、そんなんで笑い取れるのかって、みんなでにらみつけてたら、おいおい、めちゃくちゃ受けてるじゃねえかって」と、改心した経緯を語っていた。