昨年行われた「Ｍ－１グランプリ」で、初の決勝進出を果たしたママタルトに、本番当日、これ以上ない援軍がテレビで応援していたことが分かった。２日に放送されたテレビ朝日系「芸人シンパイニュース」でその模様が放送された。

　番組では、Ｍ－１グランプリ決勝に進んだコンビを、本番前から密着。その中の１組がママタルトだった。

　本番当日、その熱戦を祈るように見ていた人がいた。それがタレントのマルシアだった。大鶴肥満の鉄板あいさつ「まーごめ」のもとになった人物。「まーごめ」とは「まーちゃんごめんね」の略で、マルシアの元夫の大鶴義丹に顔が似ていると言われた肥満が、大鶴が会見でいったセリフをまねたものだ。

　マルシアは、このギャグについて、最初は立腹していたが、なぜかどんどん愛着が湧き、今年はママタルトを熱烈応援することに。肥満同様、ピンクのジャケットを着てテレビを見るも、「まーごめ」については「マジ意味分かんない。まーちゃんごめんね、何それ。何に使うの？どこで使うの？」といまだに納得はいっていないようだった。

　実は、マルシアがママタルトのネタを見るのは今回が初めて。「かわいすぎる」「すごいすごい」「分かりやすくて面白かった」と初ママタルトを堪能した様子だ。

　残念ながら上位３組のファイナルには進めなかったが、翌日、マルシアは少々元気がない２人を励まそうと、ロケ場所までやってきてくれた。これにはママタルトの二人も大感激。「肥ーちゃん！」と叫びながらやってきたマルシアは肥満と熱い抱擁。これが初対面だったというマルシアは、なぜか泣き出すほど。「一番おもしろかった」と励ますと、肥満も「最下位取っちゃって、まーちゃんごめんね」。これにはマルシアも「マルシア（Ｍ）－１グランプリ、優勝。おめでとう」と自分の中では優勝だったと励ましていた。