歌舞伎俳優・市川團十郎の長女で、舞踊では市川ぼたんとして活動する女優・堀越麗禾が、３日放送の日本テレビ系「成田屋にござりまする　市川團十郎と家族の１年」に出演。中学生となっても「親離れ」を否定し、家族へのあふれる愛を吐露した。

　昨年、中学１年生になった麗禾は、ＴＢＳ系ドラマ「ブラックペアン　シーズン２」に出演。この日はその撮影現場で「成田屋－」の密着取材に応じた様子が放映された。一座や家族と離れ、一人の女優として挑んだ現場で「これから麗禾さんも、だんだん『親離れ』じゃないですけど…」と水を向けられると、表情をゆがめて首を振り『麗禾、親離れしな～い！』ときっぱり否定した。

　２０１７年、わずか５歳で母・麻央さんを失っただけに、その理由を「だって寂しくないですか？今考えると、親と一緒にいられないって寂しくないですか？」と力説。世間的には中学生になると父親離れが始まるとの指摘にも「いや、まだないです。まだない。本当に、本当にないです」と笑顔で即答した。

　さらに、その会話中に「ＬＩＮＥ来ました。パパからかな？パパからでした」と、團十郎から届いたメッセージを確認。弟の市川新之助（堀越勸玄）の入浴姿が送られてきており、「う～！かわいすぎる～！勸玄がお風呂に入ってるところ」とし、「かわいい！抱きしめたいくらいかわいい…」と、姉としての慈愛に満ちた表情でつぶやいた。