Travis Japan 2度目ワールドツアー&初円盤シングル発売決定 新年1発目にド派手な発表
Travis Japanが4日、神奈川・横浜アリーナで、全国8都市28公演で計31万人を動員するコンサートツアーの初日を迎えた。昨年12月発売の2ndアルバム「VIIsual」を引っ提げたツアーで、松田元太(25)は本番1時間前に「皆のために襟足をさっきブチ捨ててきました」と“気合の断髪”で新年1発目のライブへ入魂。今夏にアジア・アメリカでの2度目のワールドツアー開催決定、初の円盤シングル発売決定とサプライズを投下し、新年を華々しく開幕させた。
新年1発目のライブだけに、気合入れの段階から気迫がこもっていた。リーダー・宮近海斗(27)が「ファンの方が『めちゃ愛感じたな。今年』と思ってもらえるような2025年にしちゃっていいですか」と叫ぶと、メンバーは「賛~成」と重ねた手を上に。1万5000人のトラジャ担(ファンの呼称)の視線をくぎ付けにする2時間のショーを開始した。
年初めにファンへ“お年玉”を贈った。ライブ中盤で宮近が「ワールドツアー開催決定しました!」と発表。「皆さんと一緒に培った物や自信をどこかで発揮することができるのは、俺らにとってもうれしい事。ワールドツアーでぶっかましてくるんで、よろしくお願いします!」と武者震いした。昨年に初ワールドツアーを成功させた7人が再び、世界を沸かせる。
初CDシングル「Say I do/Tokyo Crazy Night」が3月5日に発売することも決定。「Say-」は宮近主演のテレビ朝日系「ホンノウスイッチ」(11日スタート。土曜、後11・00)、「Tokyo-」は松倉海斗(27)主演の同局系「トーキョーカモフラージュアワー」(18日スタート。土曜、深夜2・30)の主題歌に起用された。
シングルはこれまで配信リリースだったが、今回が初の円盤シングル。松田は「えっ?CDなの今回?すごいじゃん。やばいね!うれしいな!頑張ろうぜ」と大興奮。吉澤閑也(29)や川島如恵留(30)も今季のドラマに出演するだけに、中村海人(27)は「1月、2月にTravis Japan、そんなドラマ出るの?」とメンバーの躍進にニヤニヤだった。
今ツアーは、中村がコンサート全体の演出を監修。メンバー全員で意見を出し合い作ったステージで、デビュー曲「JUST DANCE!」や最新アルバム収録曲「Crazy Crazy」を含む全30曲を披露。体調不良で休養中の川島は不参加となったが、アリーナを巡るトロッコは7台分。離れていても気持ちは一つ。絆を見せつけたツアー初日だった。