NewJeansプロデューサー 元スタッフからの1億ウォン損害賠償訴訟で意思決裂 法廷争いへ

ミン・ヒジン アドア前代表のインスタグラム@min.hee.jinより
ミン・ヒジン アドア前代表のインスタグラム@min.hee.jinより
ミン・ヒジン アドア前代表のインスタグラム@min.hee.jinより
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 韓国・ソウル西部地方裁判所が6日、NewJeansのプロデューサーで、アドア(ADOR)前代表のミン・ヒジン氏(46)に対する、元スタッフによる損害賠償訴訟の裁判前意思調整を行い、両者の意見が決裂したと9日、地元メディアニューシスをはじめ、複数メディアが報じた。

 ミン前代表は昨年8月、アドア社の元スタッフから「セクハラ隠蔽(いんぺい)疑惑と虚偽事実の流布により、名誉を毀損(きそん)された」として、1億ウォン(約1000万円)相当の損害賠償訴訟を提起された。

 記事によると、元スタッフ側は「ミン前代表が過ちを認め、謝罪する場合、裁判をせず(和解などに)合意する意思がある」と伝えたが、ミン前代表側は「全くの事実無根であり、合意に応じる意思がない」とし、意見は決裂したという。

 元スタッフは9日、自身のSNSを更新。「私は今日、ミン・ヒジンを相手にした民事損害賠償訴訟の調停期日だったので、裁判に出席して来た」「相手側は弁護士だけ来た。そして、ただの一つもこちらの主張を認めないという立場だったので、合意はなくなり(ミン前代表と)法廷で会うことになった」とつづった。

 訴訟を起こした元スタッフはアドア在籍時、男性役員からいじめとセクハラ被害に遭ったと主張。そしてその事実を、ミン元代表が隠蔽(いんぺい)したという疑惑を提起した。対してミン前代表は、A4用紙18枚にわたる意見書を提出し、事実無根だと反論している。

 元スタッフは昨年8月、労働基準法および個人情報保護法違反、虚偽事実の流布疑いなどで、ミン前代表を民事・刑事でも告訴している。

 ミン前代表は昨年11月以降、インスタグラムは更新されていないが、それまでは昨年のNewJeans東京ドーム公演でアーティストの村上隆氏との写真などをアップしている。

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