中居正広 女性トラブル認め謝罪 暴力「一切ございません」 「示談」「解決」強調 芸能活動も「続けられることに」
昨年末に一部週刊誌などで女性トラブルを報じられたタレントの中居正広(52)が9日、公式サイトで騒動について声明を発表した。「トラブルがあったことは事実です。すべて私の至らなさによるもの」と謝罪。一方で報道内容については「事実と異なるものもある」とした。中居は8日までにレギュラー番組が全て“消滅”しており、事実上の活動休止状態となっていたが、今後も活動を継続していく意向を示した。
中居は「お詫び」というタイトルの文書の冒頭「この度は、皆様にご迷惑をお掛けしていること、大変申し訳なく思っております。報道内容においては、事実と異なるものもあり、相手さま、関係各所の皆さまに対しては大変心苦しく思っています」と謝罪の言葉をつづった。
昨年末から報道があったものの、沈黙を続けてきたことに「これまで先方との解決に伴う守秘義務があることから、私から発信することを控えておりました」と理由を説明。「私自身の話題においても、ご苦労を強いてしまっていることが多々発生しておりますので、私の話せる範囲内でお伝えさせて頂きたい」と記した。
女性トラブルが報じられて以降、特番の収録が中止となったことに始まり、8日には全レギュラー番組が休止や差し替えとなった。八方ふさがりの状況に陥った中で中居は「トラブルがあったことは事実です」と認めた。その上で「双方の代理人を通じて示談が成立し、解決していることも事実です。解決に至っては、相手さまのご提案に対して真摯(しんし)に向き合い、対応してきたつもりです」と続けた。文書の中で「解決」「示談」という言葉を計5回使い、係争中でないことを強調した。
そのうえで、現状は芸能活動休止状態になってはいるが「示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました」と「引退」や「活動休止」ではなく、今後も活動を継続していく意向を示した。
一方、一部で報じられた手を上げるなどの暴力は「一切ございません」とし、「当事者以外の者の関与といった事実はございません」と、第三者の介在についても否定した。
今回のトラブルの要因について中居は「すべて私の至らなさによるものであります」と反省。「この件につきましては、相手さまがいることです。どうか本件について、臆測での詮索・誹謗(ひぼう)中傷等をすることのないよう、切にお願い申し上げます」とつづり、「誠に申し訳ございませんでした」と重ねて謝罪した。