オール阪神・巨人“本格俳優デビュー” コンビで映画初出演「自慢できる」
漫才コンビのオール阪神・巨人が映画「花まんま」(4月25日全国公開、前田哲監督)でコンビとして映画に初出演し、“本格俳優デビュー”を果たすことが9日、分かった。
コンビ結成50周年の節目に「自慢できる」仕事が舞い込んだ。
原作は2005年に直木賞を受賞した朱川湊人氏の同名短編集。鈴木亮平(41)が有村架純(31)と大阪の下町に生きるきょうだい役で初共演する。オール阪神(67)はきょうだいの幼なじみの父でお好み焼き屋の大将役を、オール巨人(73)は兄が働く製作所の社長役をそれぞれ演じる。ともに両親を早くに亡くしたきょうだいの親代わりのような存在で、2人を優しく見守る重要な役どころだという。
撮影を終え、阪神が「ほんまに記念に残る、ご褒美のような体験でした。鈴木さん、有村さんと共演したんやぞと、自慢できる作品になりました!」と、喜びを語れば、巨人は「ほんま俳優っていいなとずっと思ってて、節目の年にこういう経験をさせていただいて」と、俳優業への憧れを明かした。
2人とも自身の演技については不安を口にしたが、完成した作品を見て「中盤から後半にかけてなぜかずーっと泣いていた」という巨人。「涙は一個やけども、ほんまにいろんな涙が出ました。皆さんもきっといろんな涙を流されると思います」と、アピールした。