９日に中居正広が女性トラブルがあったことを認めて謝罪する声明を発表したことを受け、テレビ各局が一斉に報じる中で、ＶＴＲのみで事実関係を伝える形式や、弁護士らの解説などに止める形式が目立っている。

　中居と関係が近い人物はコメントを控えるムードにも映る中、１１日は、中居とＭＣ共演していた東野幸治と、中居番組を手がけるなど２０年以上の関係がある鈴木おさむ氏が関西の生番組でコメントした。

　ＡＢＣテレビの司会番組で、東野は「事前に知っていたんじゃないかと言われてるんですけど、全く知らなくて、たぶん皆さんと同じタイミングでこのことを聞いたというところ」と説明。「示談が成立してるなら我々が言うことじゃないんですけど、やっぱりタレント活動しているとスポンサーさんもいらっしゃいますし、テレビ出演となってくると、今後、今の段階では厳しいのかなというのが率直な意見です」と述べた。

　鈴木氏はカンテレ番組で、フジテレビ系「ＳＭＡＰ×ＳＭＡＰ」などを手がけ、２０代の頃から２０年以上の付き合いで、昨年まで放送作家としてＴＢＳ「中居正広の　金曜日のスマイルたちへ」、テレビ朝日「中居正広の土曜日な会」も手がけたと説明。「個人の気持ちだけで言うと複雑な思いです。毎日情報が出て来たり、いろんな意見をみているが、僕自身も気持ちの整理が追い付かない。（中居が）発表した言葉に対して、終盤に書いてある文章に対して世の中の人が疑問を持ってることも含めて、僕自身も気持ちの整理が追い付かない」と語った。