春に首相交代説「次の総理」自民内1番人気の意外人物の名前 岩田明子氏が内情指摘 藤井教授は「高市氏」空気ガラッと変わると
11日のABCテレビ「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」では、石破茂政権の2025年が特集された。
解説役の元NHK記者の岩田明子氏は、「参院選目前の5月に石破降ろしの風が吹く」説を紹介した。
東京都議選、参院選を前に動きがあるとして、自民党内では「次の総理」として林芳正官房長官の名前が浮上しているとした。
岩田氏は、改選組の自民・参議院議員の中では「できれば表紙を変えて、選挙臨みたい」との希望が多いと指摘。背景に、2~3月の予算審議を巡って政権に難所が訪れ、都議会の政治と金の疑惑や、対米トランプ外交への不安もあることなどを挙げた。
岩田氏は、従来の自民党は「表紙を変えるために鈴をつける人、次はだれにしようかと絵を描く人」がいたが、現在は「政局回しは森山幹事長しかいない状態で、役者が不足している」と解説した。
昨年総裁選の出馬メンバーに関しては「総裁選終わってからガックリしちゃって、低温火傷みたいに熱がない状態がじわ~っと。茂木さんも元気なかった」と笑わせつつ、ようやく「勉強会とか始めて、高市さんとか小林さんとか茂木さんとか、みんな動き出してますので、そろそろ準備に入ったのかなと思います」と語った。
番組レギュラーの京大大学院教授の藤井聡氏は「選挙を考えると、このまま行ったら惨敗」と指摘。藤井教授も「林さんという声が強い」としたが、「林さんは玄人筋には評価されてるんですが、国民知らない人が多いと思う」と知名度の問題を指摘し、「高市先生を中心に、保守の政党ができれば空気がガラッと変わる」と述べた。