人気韓国男性アイドル初告白「過去の事故で障害者判定受けた」06年に衝突事故で鉄芯7本埋め込む大手術
SUPER JUNIORのキム・ヒチョル(41)が12日、韓国バラエティー「憎いわが子」に出演し、過去の交通事故で、障害等級判定を受けていたことを告白、視聴者を驚かせた。
同番組でヒチョルは、歌手でタレントのキム・ジョンミン(45)とともに、2025年の運勢を見てもらうため、占い師を訪問。占い師は、ヒチョルに「おまけで生きる人生だ。20代に大きな試練があったのでは」と言い、ヒチョルは「06年に交通事故に遭った」と伝えた。すると占い師は「その時に、体の軸が大きくズレている」「今年の7月は気を付けて。どこか体を壊したら、障害者になる可能性がある」と警告した。
この言葉を聞いたヒチョルは「どこにも話したことがないのだけど、僕は元々、障害者等級だ」と告白。「10年前に障害者判定を受けて、車の前に貼るステッカーをもらいに行った。でも、自分が(障害者と)認めたくなくて、わざとステッカーを受け取らずに帰って来た」と打ち明けた。また自身が、障害者手帳を取得したことを、ファンが知ったら悲しむと思い、今まで黙っていたという。
ロケ映像を、スタジオで見ていたヒチョルの実母は、たまらず涙を流した。「体も今は、だいぶ良くなったが、ステージに立つと足がとても痛いという。医者が、(ヒチョルは)もう躍ることは困難だと言ったが、幸いにも手術を受けて、踊れるようになった。それでもつらそうだ」と言及した。
ヒチョルは06年8月、23歳当時にSUPER JUNIORメンバーのドンヘ(38)の実父の葬儀に出席後、ソウルに戻る途中で交通事故に遭った。高速道路の中央分離帯に衝突する大事故で、ヒチョルは大腿(だいたい)部と足首を骨折する重傷を負う。病院へ搬送され、7本の鉄芯を足に打ち込む大手術を行い、治療とリハビリのため、3カ月間活動を休止した。その後、けがの程度が深刻なため、肢体障害4級の判定を受けたことが明らかになった。
以降、グループ活動はレコーディングやジャケット撮影のみの参加が多く、足の状態によりステージ活動は極力セーブしている。