望海風斗 宝塚退団時の夢は「タカラジェンヌに教えられる人」 後輩たちへ「基礎を学んで」

 主演舞台について語った望海風斗
 主演舞台について語った望海風斗
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 女優で元宝塚歌劇団・雪組トップスターの望海風斗が14日、大阪市内で主演舞台「マスタークラス」(3月14~23日、東京・世田谷パブリックシアター、4月12~20日、大阪・サンケイホールブリーゼほか)の取材会に出席した。

 世界のオペラファンを魅了したソプラノ歌手のマリア・カラスが引退後、名門音楽学校で後進育成のために行っていた「マスタークラス(公開授業)」の議事録をもとに、マリア・カラスの人生を描く。日本では1996、99年に黒柳徹子主演で上演され、今回が26年ぶりの再演。望海にとっては初のストレートプレイへの挑戦となり、重圧も抱えているというが、「マリア・カラスから発せられる言葉が、今を生きている私達にとって大事だと思う。公開授業なので、ぜひかしこまらずに受講しにきていただきたい」と、笑顔でアピールした。

 生徒達を教え導く役に臨む望海は、自身も「宝塚を辞めたときの一つの夢」として、「宝塚で何が必要か、自分がもう一度勉強し直して、タカラジェンヌに教えられる人になりたい、という夢があった」と明かした。

 「今は自分が舞台に立つ方が面白くなっているので、どうなるかはわからないですけど」と、演者としての活動に重心を置くが、後輩達への助言を求められると「基礎を学んで欲しい。体の仕組みを知った上で歌うと、もっと広がっていくんじゃないかな」と、経験を踏まえた言葉を送った。

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