高橋洋一氏が2025年の株価を大予測「何で決まるかは単純」と明快回答「円は高くなる。そうすると」大恐慌予想派に痛烈
元財務官僚で経済学者の高橋洋一氏が、自身のYouTubeチャンネルで、2025年の日本の株価を予測した。
10日に配信した動画では、「今年の経済を大予想!」をテーマにトーク。「経済は政治の裏側」という高橋氏は、石破茂政権がいつまで持つかで、状況は流動的と「なかなか見にくい」とした。
それでも、「日本経済だけを見れば、簡単なロジックがある」と話し「名目GDPは為替で説明できる」と2つの相関関係のグラフを提示して解説した。
さらに「株価は何で決まるか、というのも単純。日経平均は為替とダウ平均で決まる」と再び、グラフと計算式で説明。「ダウが下がったって、4万ドルがちょっと欠けるレベル。そしたら日本の方もそんなに下がらないです。大丈夫です。為替が多少円高になっても大したことない」と断定した。
一部の経済評論家が「近く大恐慌になる」と日経平均3000円台になると予測していることに「絶対にならない」「大恐慌のメカニズムを知らないから言える。いま大恐慌になる確率は極めて低い」と読み解いた。
その上で、「円はちょっと円高になると思う。1ドル130円レベルになると思う。ダウはトランプの施策で伸びるでしょう。そうすると日経平均は4万円を超える確率が高いです」と予想。政治情勢でプラスマイナスがある可能性を指摘しながら、「これが基本のシナリオ」と話した。