８日のＡＢＣテレビ「これ余談なんですけど…」に落語家月亭八方（７６）が出演し、関西のレジェンド芸人たちの数々の伝説を明かした。

　かつて間寛平が借金を抱え、返済のため深夜にスナック営業に回っていた話題から転じて、昭和芸人の借金について八方は「バブリーな時代でな。金が天から降ってきた時代やってん。不相応な贅沢すんねや。湯水のごとく使う」と説明した。

　自身のＭＡＸ借金を聞かれると、「これ正直、言いますけどね。ピー入れんでも事実やけどね。１億２０００万あった」と明かし、司会のかまいたちらが「えええーっ！？」と絶句した。

　「それが３０歳すぎくらい」と明かした。

　その時、息子の月亭八光は生まれていたのかと聞かれると「八光は…おった！」。

　八方は当時を「家はほとんど帰ってないわな、勝手に大きなってるから、気が付いたら八光が大人になってた」と笑わせた。

　「親らしいことは一切してない。申し訳ないと思うけど、そういう時代やったんや」と語った。