ＳＫＥ４８が１４日、３４枚目シングル「Ｔｉｃｋ　ｔａｃｋ　ｚａｃｋ」（３月１２日発売）の選抜メンバーを公式ＹｏｕＴｕｂｅチャンネルで発表した。今作ではグループにとって初の１２人選抜に踏み切った。

　センターは２作連続で熊崎晴香が務める。「名古屋で愛され、名古屋に貢献できるグループに成長できるよう、努力を惜しまず日々活動してまいります。そして、東海地方を代表できるグループとして全国区で活躍できるようになりたいと思います」と力強く宣言した。

　初選抜メンバーは１０期生の伊藤実希、１１期生の森本くるみ、１２期研究生の伊藤虹々美、河村優愛の４人。今回選抜入りした研究生の２人は４月から施行される新チームで正規メンバー昇格が決まっている。伊藤虹は「選抜メンバーに選んでいただけて夢がかない本当にうれしいです。今回のシングルでは１６歳で最年少なのですが『Ｔｉｃｋ　ｔａｃｋ　ｚａｃｋ』という楽曲に参加できることに感謝です」とコメント。河村は「いろんな意見もあると思いますが」とした上で「私のことを応援してくださっている皆さまに早く（選抜入りを）伝えたいという思いで楽しみにしていた。初選抜でたくさん学べることがあると思うと向上心とワクワクが止まらないです。研究生という立場で選んでいただいたことがうれしいです。選抜にふさわしいと思ってもらえるように努力していきますので、どうか私を信じてついてきてくださるとうれしいです」と決意を語った。

　２５枚目シングル以降、９作連続で１８人選抜だったが、今作で１２人選抜を試みる。すでに卒業を発表している選抜だった末永桜花、荒井優希を除いて前作から８人が選外となっており、今作は１２人中４人が初選抜。ＳＫＥ４８にとって１日に発表された１２年ぶりの新チーム発表に続く変革ぶりが表れた。さらに、今年は１３期生の加入も予定されている。

　センターの熊崎は「１２人の選抜メンバーでの楽曲は新しいイメージのこれまでにないものとなります」と変化を強調。「１２人選抜と今までとガラリと変わりました。変化していくことはかなり勇気がいります。だけど、変化をしていきつつ、いい方向に向かえるよう精いっぱい頑張りたいと思います」と覚悟を示した。

◆３４枚目シングル「Ｔｉｃｋ　ｔａｃｋ　ｚａｃｋ」の選抜メンバーは以下の通り。

井上瑠夏、大村杏、坂本真凛、野村実代、伊藤実希、浅井裕華、熊崎晴香、佐藤佳穂、菅原茉椰、森本くるみ、伊藤虹々美、河村優愛