「べらぼう」あの鬼平が「チョロい」イジられキャラに 髪の毛タラリも絶妙ダサさ

 NHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」は12日、第2話が放送。1話から登場している鬼平・長谷川平蔵宣以(中村隼人)のダサさがネットで話題となっている。

 後の鬼平となる平蔵は、吉原で見た花魁・花の井(小芝風花)に一目ぼれ。吉原に通うようになり、蔦重(横浜流星)に案内させる。

 髪の毛の左サイドをひと房たらり。「花の井は通な装いに弱いって聞かされちゃあな」とカッコをつけるが、完全に蔦重はお見通し。初回の花魁は口を利かないしきたりだが「ひとときでも笑顔を見せれば落ちたも同じ」と言い、どうしたら笑顔にできるか?と聞かれ「長谷川様は格別なお方。間違いなく花魁が落ちるツボをお教えしましょう」と何やら助言する。

 宴席で退屈そうな顔の花の井は「先に失礼」しようとするも、あわてた平蔵はここで蔦重からの助言を実行。それが「1枚2万円前後」というチップ代わりの紙花のバラマキだった。

 これに花の井は口元を一瞬緩めたが、これを笑顔だと思った平蔵は歓喜。嬉しすぎて窓から外に向かって紙花をまき散らしてしまう。

 ただモテたい、アホなボンボンにしか見えない平蔵に、鬼平のイメージがある視聴者は思わずクスリ。「鬼平ファンあ然」「ダサい平蔵を、歌舞伎で粋を知る中村隼人さんが演じるところが面白い」「まさか隼人の鬼平が『鴨平』と呼ばれるようになるとはね」「長谷川平蔵の赤札配り、鬼平のイメージしかないからチョロすぎて草」「手下二人が又超ダサいw」など、ファンを引きつけていた。

 長谷川平蔵は松平定信に登用され、後の火付盗賊改方となり、凶悪盗賊団の取り締まりに尽力。若かりし頃は風来坊で、放蕩の限りを尽くしたという逸話がある。

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