中居正広「仰天ニュース」降板【騒動これまでの経緯】写真も削除、21日放送も出演シーン全カットで
日本テレビは15日、中居正広が司会を務める「ザ!世界仰天ニュース」(火曜、後9・00)の降板を発表した。公式サイトで「様々なニュースを扱う番組の司会という役割などを鑑み、総合的に判断」と説明した。番組の公式サイトはもともと中居と笑福亭鶴瓶の司会コンビの写真が掲載されていたが、「GYOTEN」という文字に切り替わった。すでに収録分だった21日の放送は、中居の出演場面を全てカットして放送するという。
前回、7日の放送も出演シーンを全カットして放送していた。
【中居騒動の流れ】
▼24年12月19日 同日発売の「女性セブン」が“中居正広 巨額解決金 乗り越えた女性 深刻トラブル”の見だしで第一報。
▼同25日 文春オンライン(26日発売の週刊文春)が“中居正広 9000万円スキャンダル”などと追随。中居の代理人弁護士がデイリースポーツなどの取材に「週刊誌報道に関する内容については、既に解決済みで当事者間で守秘義務がありますので、具体的なお答えはできません」と回答。「今後の活動は予定通りです」と活動休止などの可能性を否定。
▼同27日 フジテレビが公式サイトで「一部週刊誌等における弊社社員に関する報道について」との声明を掲載。「内容については事実でないことが含まれており、記事中にある食事会に関しても、当該社員は会の設定を含め一切関与しておりません。会の存在自体も認識しておらず、当日、突然欠席した事実もございません。発行元に対してもその旨伝えておりました」とした。
▼同28日 中居が、公式サイト内の有料会員サイトで「この度は、大変ご迷惑をおかけしております。申し訳ございません」と謝罪。「今向き合わなければならないことを真摯に、懸命に取り組んでおります」などと記した。
▼25年1月
3日までに中居が出演するソフトバンクやタイミーのCMの動画が公式サイトから削除される。
▼1月4日 10日放送のTBS「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」、11日報道のテレビ朝日「中居正広の土曜日な会」が別番組に差し替え。ニッポン放送「中居正広 ON&ON AIR」放送。中居が「今年もよろしくお願いしまぁ~す!」。
▼同7日 中居番組の差し替えや休止の動きが見られるなか、日本テレビは「ザ!世界仰天ニュース」4時間特番を中居のシーンを全てカットし放送。
▼同8日 フジテレビ「だれかtoなかい」が当面の放送休止、ニッポン放送「中居正広-」は11日の放送休止を発表。TBS「THE MC3」の次回放送分も番組表から削除。全レギュラーが休止や差し替えに。
▼同9日 中居が公式サイトで騒動について初めて声明を発表。「トラブルがあったことは事実」と認めて謝罪。これまで沈黙を続けた理由を「先方との解決に伴う守秘義務があることから、私から発信することを控えておりました」と説明。「示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました」と記した。