坂本冬美 ビルボードで7年3カ月ぶり美声「いつもの市民会館の雰囲気になってございませんか?」
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歌手の坂本冬美(57)が15日、東京・六本木のビルボードライブ東京で公演を行った。同所でのライブは、2017年10月以来7年3カ月ぶり2回目。ラグジュアリーな空間で白いドレスを光らせ、歌声を響かせた。
冒頭に「また君に恋してる」を歌い上げると、客席から「冬美ちゃ~ん!」の声が上がった。食事やアルコールを楽しみながらのライブが売りの高級感漂う音楽施設だけに、坂本は「ここはビルボードでございます。いつもの市民会館の雰囲気になってございませんか?」と笑顔。コップを持ち上げ「いい年になりますように」と祈念し、全員で乾杯した。
昨年のNHK紅白歌合戦は被災した能登からの中継。本番の前後にも1曲ずつ歌ったといい「地元の方と握手させていただき、温かさと力強さに私が力をいただいた」と裏話を明かした。
この日は男性ボーカリストをカバーした最新アルバム「想いびと」の収録曲や代表曲「夜桜お七」を披露。夜景をバックに、全12曲で酔わせた。