武田真一アナ、中居正広問題で私見 もし女性社員接待があるのなら「許しがたい」
元NHKの武田真一アナウンサーが16日、日本テレビ系「DayDay.」で、中居正広の問題について、フジメディアHDの株主が第三者委員会の調査を求める書簡を送っていたことに私見を述べた。
番組では、中居正広の問題について、フジメディアHDの大株主で米ファンド会社「ダルトン・インベストメンツ」とその関連会社が同ホールディングスに対して第三者委員会による調査や、信頼回復を求める書簡を送っていたことを取り上げた。
武田アナは「メディア業界の不祥事にこうして視聴者の方の大切な時間を割かねばならないことに忸怩たる思いがします」と切り出し「こうした状況を作った責任の一端が、フジテレビの側にあるんじゃないかと問われている訳ですが、それは決してトラブルがあった当日のことだけではなく、そこに至るまでの経緯、この業界、組織、そういったところに何らか問題があるんじゃないかと問われている訳で、やはり検証は必要だと思う」との考えを述べた。
ここまで問題が大きくなったことから、第三者委員会の設置は必要としつつ「メディアの矜持は自主的に襟を正すこと。まずは自ら説明を尽くすことを期待したい」とフジ側へ求めた。
また「最後に」と付け加え「私は女性社員を接待に動員する場面は見たことはないが、もしそういった慣行がこの業界にあるのなら、許しがたいことだと思う」との考えも述べていた。