元BIGBANGのT.O.P 11年ぶりに公の場に 現地メディアのインタビュー応じる
元BIGBANGのT.O.P(37)が15日、現地メディア聯合ニュースのインタビューに応じ、過去に犯した過ちと、BIGBANGについて言及した。T.O.Pが公の場に姿を見せたのは、約11年ぶりだ。
T.O.Pは2017年2月に韓国軍へ入隊したが、16年に自宅で大麻を吸引していた疑いで裁判にかけられ、懲役10カ月、執行猶予2年を宣告される。その後T.O.Pは、当時の所属事務所YGエンターテインメントと再契約をせず、芸能界引退を示唆。また「BIGBANGから脱退した」と自ら言及した。
しかし23年6月、Netflix「イカゲーム2」の制作と新キャストが発表されると、その中にT.O.Pの名が。賛否両論を巻き起こした。
T.O.Pはインタビューで、自身への否定的な反応を見た当時を振り返り「(『イカゲーム』という)偉大な作品に、僕が損害を与えてしまったようで、落ち込んだ」と告白。そして「出演を辞退しようと思ったが、ファン・ドンヒョク監督が、僕に自信をつけてくれた」「俳優として、その信頼に答える方法は、最後まで責任を持って演じることだと思い、気を引き締めた」と伝えた。
BIGBANGについては「BIGBANGを、僕の人生から消したいとは全く思っていない」といい「メンバーは、華やかで美しい20代を、ともに歩んで来た家族のような存在」と表現。「今までも、これからも、メンバーには申し訳ないという気持ちしかない」と強調した。
BIGBANGとして、いつかまた活動をする計画はあるかと聞かれたT.O.Pは「僕が犯した過ちが、あまりにも大きかったので、数えで10年という時を止めていた」「グループに戻るには、あまりにも時間がたち過ぎた」と答え、今後はソロアーティスト・俳優として生きていく予定であることを明かした。