「かぞかぞ」ダウン症俳優、念願の資格を取得 母親役の坂井真紀も歓喜「目標達成すごいっ!」
NHKドラマ「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」(以下、かぞかぞ)に出演したダウン症の俳優・吉田葵が14日、Xで「喫茶接遇サービス技能検定1級」に合格したと報告。ドラマ同様に「カフェで働けます」と喜びをにじませた。
吉田は合格証を手にした動画をアップ。「喫茶接遇サービス技能検定1級合格しました!!!目標だったからすごく嬉しい」と歓喜の報告。「緊張したけど頑張りました 自分でお花を買いました」とつぶやき「カフェで働けます カフェの皆さんよろしくお願いします」と呼びかけていた。
吉田は昨年NHK総合で再放送され、話題となった「かぞかぞ」で、河合優実演じる主人公・七実のダウン症の弟・草太を熱演。吉田自身もダウン症だが、見事に長丁場の撮影を乗り切り、ドラマをもり立てていた。
ドラマの中でも、吉田演じる草太は、ダウン症の人たちが働くカフェで働くことになったが、ドラマさながら、この資格取得でカフェで働くことができるようだ。
ドラマ関係者たちも吉田の頑張りに拍手。原作の岸田奈美氏もXで「すごい!おめでとう!」、草太の母を演じた俳優の坂井真紀もXで「葵くんおめでとう 目標達成すごいっ いつの日か、葵くんが運んできてくれたコーヒー飲みたいな」と祝福していた。