節分の２日、全国の神社仏閣で豆まきが行われ、多くの著名人が福豆をまいた。

　女優の平祐奈（２６）は、生まれ故郷である兵庫・神戸市の生田神社で行われた節分祭に参加。大人っぽさ漂う緑色の着物姿で登場した。同神社には幼少期から家族で訪れており、「まさか自分が豆まきさせていただけるなんて、本当にうれしかった」と大喜び。出演中のＮＨＫ連続テレビ小説「おむすび」の役名にちなみ「カスミ～ン！」との声援も飛んでいた。

　千葉県成田市の成田山新勝寺で恒例の節分会（せつぶんえ）が行われ、歌舞伎俳優の市川團十郎（４７）や、ＮＨＫ大河ドラマ「べらぼう」に出演する俳優・横浜流星（２８）、小芝風花（２７）、女優・白河れい（２２）ら芸能人に加え、大相撲の第７４代横綱に昇進した豊昇龍（２５）も参加。冷たい雨が降る中、落花生と大豆を入れた小袋を勢いよくまいた。

　大阪府寝屋川市の成田山大阪別院での節分祭には、「おむすび」に出演する俳優・佐野勇斗（２６）、女優・松井玲奈（３３）、モデル・みりちゃむ（２２）らが登場。大阪・関西万博の成功を祈願し、吉村洋文府知事と公式キャラクター「ミャクミャク」も姿を見せた。

　東西の歌舞伎劇場でも豆まきを実施。東京・歌舞伎座では「猿若祭二月大歌舞伎」昼の部「きらら浮世伝」の終演後に舞台上で「節分祭」の豆まきを行い、中村梅玉（７８）の「たくさん福が訪れますように。福はー内！」を合図に、出演俳優たちが客席に向かって豆をまいた。大阪松竹座では、上演中の「立春歌舞伎特別公演」に出演する中村鴈治郎、市川中車らが舞台上で豆まきを行った。