韓国・尹大統領夫人 大学修士論文「暫定的に盗作」が「盗作確定」に 大学は学位取り消しなどの制裁を議論

 韓国の尹錫悦(ユン・ソンニョル=64)大統領夫人の金建希氏(キム・ゴンヒ=52)に今年1月、大学修士論文の盗作が確定となったと25日、現地メディアが報じた。以降、学位取り消しなどの制裁を決定する方針だという。

 金氏は1999年、淑明女子大学教育大学院在学時、美術教育学修士論文として「パウル・クレーの絵画の特性に関する研究」を提出。21年末に、卒業生による団体・淑明女子大学民主同窓会によって、盗作疑惑が提起された。

 大学側は22年に調査を開始し、25年に入って「暫定的に盗作」と結論付けた。そして「金氏から異議申し立てがあれば、委員会は会議を開く」としていたが、当事者である金氏が異議申し立て期限までに書類を提出しなかったため、盗作確定という決定が下された。

 学校側は、教育大学院委員会などの内部審議を通して、金氏に対する制裁レベルを議論するフォローアップ手続きに乗り出す。論文修正要求につながる可能性があるが、論文撤回が決定されれば、金氏の修士号は剝奪となる。

 またこれにより、2008年に卒業した国民大学の博士号も取り消される可能性が浮上している。

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