SUPER EIGHT・安田章大「唐十郎の意志を繋ぐ」大ファン作品のテント公演初出演に決意
SUPER EIGHTの安田章大(40)が、劇団・新宿梁山泊による「唐十郎初期作品連続上演『愛の乞食』『アリババ』」(6月14日~7月6日、新宿・花園神社境内 特設紫テント)に出演することが13日、分かった。
上演されるのはアングラ演劇を代表する劇作家、演出家、俳優で昨年死去した唐十郎さんの初期2作で、初演は「愛の乞食」が1970年、「アリババ」が66年。安田の唐作品出演は23年の「少女都市からの呼び声」以来2度目で、テント公演には初出演となる。
かねて唐作品の大ファンである安田は「わい雑で活気に満ちた街。現実と虚構を行き来きでき、自分の書いたセリフに『いいなぁ』と泣ける唐さんの背中を追いかけたい」と意気込み。
初のテント公演に「僕は今回紫に立たせて頂きます。紫や赤やそれぞれの色が混ざることで、唐十郎の意志を繋ぐ役目になれれば」と決意表明し、「唐十郎さんを愛するもの達が手を繋ぎ始めてる事を喜びたくて挑みます」と話した。
演出の金守珍氏は「少女都市-」での安田を「演技の勘のよさと、あふれるエナジー、そしてなによりも美しい歌声に心底しびれた」と述懐。
今回の2作を「唐十郎初期作品のなかでもっともすぐれた作品だと思っている」とした上で「安田氏を中心に多彩な才能の力を借りて唐作品の源流をたどり、共に大海に向けてこぎだせる喜びを、今、かみしめている」と語っている。
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