「カーネーション」夏木マリ神回再放送 尾野真千子と交代に否定的な声も14年経て感涙の声に

 11年に放送されたNHK連続テレビ小説「カーネーション」は14日、NHKBSで再放送され、糸子(夏木マリ)と、末期のがん患者・加奈子(中村優子)との感動的なやり取りのシーンが放送された。本放送から14年。当時はヒロインが尾野真千子から夏木に変わったことに否定的な声も一部で上がったが、改めて夏木のすごさを絶賛する声が数多く上がった。

 病院で患者、職員をモデルとしたファッションショーを開くことになり、準備に追われる糸子。そこへ看護師長がやって来て、どうしても1人、モデルに入れて欲しい患者がいると頼んでくる。それが最初の選考で落選した末期のがん患者・加奈子だった。

 ファッションショーの準備を隅でじっと見ていた加奈子。糸子はなぜモデルになりたいのかと優しく尋ねる。加奈子は病気になったことで、2人の子供達がだんだん弱っていく自分を見て「怯えるようになった」と言い、そんな子供達に少しでも綺麗な姿を見せたいという思いがあると涙ながらに訴える。

 そんな加奈子の言葉をじっと聞く糸子は、「年を取るということは奇跡を起こす資格がある」と言い、加奈子に「笑って」と呼びかける。弱々しく口角を上げる加奈子に糸子は「末期がん患者のあんたが笑うだけで、もう奇跡や」と笑いかける…。

 2人だけの静かなシーンだが、加奈子の弱々しいながらも、子供を思う強い思い、糸子の優しさと強さを感じさせるセリフに、ネットは感涙。

 本放送当時は、糸子を好演していた尾野真千子から、晩年期を夏木が演じることに、ショックを受ける声や否定的な声もあった。だが14年の時を経て、再びこの神シーンが放送され、ネットでは「夏木マリさんが糸子になってからの脚本はダメだからドラマは見ないと言ってた人へ。もったいないねぇ」「奇跡の二人芝居」「14年前に見た時は糸子の役が夏木マリに変わって以降の回はショックであまりちゃんと見ていなかった…やはりこの役は夏木マリでなければならなかったのだと納得した」「尾野真千子から夏木マリに変わった時に、ネガティブな意見がけっこうあった記憶だけど。やはり、ここは夏木マリなんや、とつくづく思う回だった」など、絶賛の声が上がっていた。

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