女優として、唯一無二の活躍をみせる草笛光子の最新主演映画「アンジーのＢＡＲで会いましょう」（新宿ピカデリー／シネスイッチ銀座　ほか）が、４月４日（金）に公開される。

　本作は、自らを「お尋ね者」と名乗る、草笛扮するアンジーが開くＢＡＲで、さまざまな問題を抱えながら日々を生きる人々が、アンジーと出会い自分らしさを取り戻していくという“令和のおとぎ話”だ。

　草笛をはじめ、寺尾聰、石田ひかり、ディーン・フジオカと豪華キャストが名を連ねる中、チョコプロレスリング（旧：我闘雲舞）所属の現役女子プロレスラー・駿河メイが、プロレスラーを目指して日々練習に励む女子高生の治子役で、演技に初挑戦する。

　駿河は、初めて挑戦した演技について「本当に何もかも分からない状態で現場に入ったので、不安でした」と回想。

　アンジー役の草笛との共演については「緊張でガチガチだったんですけど、草笛さんがとても優しく、いろいろとお話ししてくださいました」と語る。そして「草笛さん演じるアンジーのお茶目なところ、ちょっと厳しいけれど実は優しいところが、演じながらすごくしみ込んできて、治子としてだけではなく、素の自分でも、こういう方に出会えたらきっと楽しいだろうなと思いました。草笛さんのおかげで、楽しみながら演技することができました」と感謝を述べた。

　公開を控え、駿河メイ演じる治子がリングで練習する様子や、住人たちと交流する場面など、出演シーンカットが解禁！　映画デビューとは思えぬ、瑞々しくかつ堂々とした演技は必見。試合とはまた異なる魅力を、スクリーンで披露する駿河メイにぜひ注目を。

　「アンジーのＢＡＲで逢いましょう」

監督：松本　動（ゆるぐ）

脚本：天願大介

＜キャスト＞

草笛光子

松田陽子　青木　柚　六平直政　黒田大輔　宮崎吐夢　工藤丈輝　田中偉登　駿河メイ　村田秀亮（とろサーモン）　田中要次　沢田亜矢子　木村祐一　石田ひかり　ディーン・フジオカ　寺尾　聰