衆議院議員で元名古屋市長・河村たかし氏の甥で芸人の河村ノリトが１７日、テレビ東京「やりすぎ都市伝説」に出演した。

　ニューヨークの２人が「やっぱちょっと似てるね」「めちゃくちゃ似てるわ」と印象を語る中、ノリトは「実際に体験した話なんですけど」と話し始めた。

　コロナ禍に喉が痛くなり、一日様子をみたものの「起きたら呼吸もキツいくらい痛みが増してて、計ってみたら３９・５度くらいまで上がってきてて、ついにコロナに罹っちゃったと思ってたんですよ」と説明。救急車を呼ぶも酸素濃度などが正常だったため乗ることはできず、自宅療養することになったという。

　その後も「どんどん熱は上がってきて、水を飲んでも涙出るくらい痛くて。ツバを飲み込むだけで汗かくわ、涙でるわで」と悪化の一途。そのタイミングで芸人仲間からの連絡やＳＮＳのＤＭが大量に届くようになり、調べてみると、当時、名古屋市長だったたかし氏が「めちゃくちゃメダルかじってたんです」と騒動を知ったという。

　体調が悪い上に身内も大変なことになっていたが「一瞬だけ３７・９度まで下がった瞬間」があり、かかりつけの病院に駆け込む。それでも入れてもらえず「ふらふらになりながら歩いていたら、目の前の男の子２人が『名古屋の市長バカだよな』って話していて、悔しくて、一言いってやろうと思ってついていったんですよ」と明かした。

　ついていくと暗い路地裏の先に存在を知らなかった病院を発見。導かれるように入ると、喉頭浮腫だと診断されたという。ノリトは「喉頭がパンパンに膨れあがって、気道をふさぎ込もうとしてたんですよ。先生に『もしこれてなかったら、あなた、明日死んでたよ』と言われた。よくも悪くも伯父に影響をうけて、伯父のおかげで助かったって話です」とまとめた。